著者のハンセンによれば、アルコールは未成年に禁止されているのに、ドーパミンの過剰接種は何も規制されていない、という。

スマホがドーパミンの放出を促す以上、それへの没頭のし過ぎはなにかしら影響を及ぼしていることは間違いないのでは、との事だ。iPhoneが普及している年に比例するように、精神科を訪問する若者が増えたという事だ。

実際に、Facebookの創始者、ショーン=パーカーは、人を引きつけるためには、ドーパミンをう促してやればよい、と発言をしている。

スマホに依存しすぎないような子供を、育成するためには
1日1時間は体をうごかし、
9ー11時間は、睡眠をとり、
スマホの使用は2時間以内。
これは、多くの研究者が推奨している指標ではあるが、実際に達成できているのは、わずか5パーセントでしかないとのことである。


また、ハンセンはこどものスマホ学習の問題点についても指摘している。
画面上で、文字を書いたり、鍵盤を弾いたり、パズルをを組立てることが、学習効果が薄いという事だ。
実際にペンを持って紙に書くといった具体物操作をすることの重要性を訴えている。

そうした学習効果の希薄性が、
多くの研究から報告されている。

また、報酬を待てなくなる子も多くなると…。